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そこに暮らす人たちの生活の質を上げ、物件の価値を保つための大事な仕事

建物やまちづくりにおいて、人々の日常を豊かにしていくリンクスグループ。その中で、不動産の資産価値を維持向上させるための幅広いサービスを提供するのがリンクス・エステートです。今回は「クリーンマネジメント部」主任の石川さんに仕事のやりがいなどを語ってもらいました。

「家族の様子まで心配してくれた」採用面接で会社の温かさを実感

――入社までのキャリアと、入社経緯を教えていただけますか?

大学卒業後は地元千葉のスポーツクラブでインストラクターをしていました。5年間働きましたが、自分の将来を考えたときに、給与面をはじめ生活の基盤をつくる上で不安がありました。また、頑張っても成果が評価として反映されにくい点に物足りなさを感じ、転職を決めました。

エリアは引き続き千葉に絞り、給与面や社宅を完備しているかなどを重視して転職先を探すなかで、目が留まったのがリンクス・エステートの募集でした。実は不動産関連と聞いて、「ちょっと怖い感じの面接だったらどうしよう……?」と不安があったのですがまったくの杞憂でした。

というのも、面接のときに家族が体調を崩して日程をずらしてもらったのですが、快く応じてくださったのです。さらに家族の様子も親身に心配してくれるなど温かな雰囲気を感じて、「この会社で頑張りたい!」と思いました。

――発足して間もないクリーンマネジメント部に入社後すぐに配属となりましたが、不安はありましたか?

2022年9月に入社したのですが、クリーンマネジメント部は2022年8月に立ち上がったばかりの新規事業部で、当時私を含めて3名が所属していました。3名とも清掃は未経験で、私自身も前職とはまったく畑違いの仕事です。専門業者の方にレクチャーを受けながら、必死に業務を覚えていく日々で、最初は戸惑うことも多かったですね。

けれども、清掃業務に関するセミナーに参加したり、資料を集めて部内で情報共有したりなど、お互いに知識とスキルを磨いていきました。そのようにして、1年くらい経ってから、徐々に普段の業務にも自信が持てるようになったと思います。

日々のコミュニケーションの積み重ねが、お客様からの信頼につながる

――クリーンマネジメント部としての現在のお仕事内容を教えてください。

マンションなど自社物件の日常清掃と定期清掃が主な業務です。日常清掃ではマンションのエントランス部分の掃き掃除や、扉やインターホン部分の拭き掃除のほか、都度気になった部分のクリーンアップ作業を行います。

一方の定期清掃では、ポリッシャーや高圧洗浄機といった機械を使い、エントランスや共用部分の床を中心に建物の広い範囲の汚れを落とします。

この日常清掃と定期清掃について、担当する物件をローテーションしながら、継続的に回っていくというのが基本的な業務範囲です。

加えて、ニーズが増えているのが、物件の管理業務をフォローする仕事です。例えば、宅配ボックスのメンテナンスや共有部分の電灯切れなど、建物内のさまざまな維持・管理を担っています。

――石川さんは入社3年目で主任に昇格されたということですが、仕事の面で留意されていたことや努力したことを教えてください。

オーナー様や入居者様、管理人とのコミュニケーションを大事にしたいと考えて取り組んでいます。普段の清掃業務のなかで、オーナー様や入居者様との挨拶を必ず行うことはもちろん、現場の管理人とも積極的に連携することで、徐々に「何かあったら石川に連絡を」と頼りにしてもらえるようになってきました。さらには、部署内の新人育成にも注力しており、そのあたりが会社からも評価してもらえたのかなと思います。

「きれいにする人はきれいであるべき」清潔感のある制服を用意

――仕事を通じてのやりがいや喜びなどはどのようなときに感じますか?

私たちの仕事は、クリーンマネジメントという業務を通じて入居者様の日常の暮らしを快適にしていくことですが、きれいなまま目立たないことが良しとされる仕事でもあるんです。クレームのない、誰が見てもきれいな状態をいかに長く保っていくかが大事であり、そこにやりがいを感じながら仕事をしています。

そのなかで、私たちの仕事をちゃんと見てくださっている方はもちろんいます。清掃作業中にすれ違った入居者の方から「いつもありがとう」と声をかけていただいたり、業務のサポートをした際に管理人から感謝の言葉をかけてもらえたりするとうれしいです。

また、先日、カラスが宅配物を荒らして汚れが生じていたのをタイミング良く清掃したんです。すると入居者様から「本当に助かりました」と喜ばれたことがありました。このように、私たちの存在が皆さんの安心感につながればうれしいですし、直接の言葉によって役に立っている実感を得やすいですね。

――クリーンマネジメント部の仕事は、入居者様の暮らしを良い状態に保つとともに、物件の価値を上げる仕事なんですね。

清掃業務にはどうしても汚れるイメージがあるので、ネガティブに感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、それだけお客様に提供できる価値も大きなものがあると思うんです。“クリーンマネジメント”という言葉の通り、お客様の生活の質を上げ、物件の価値を保つための大事な仕事だと考えています。

そうした点を会社もよく理解してくれていて、「きれいにする人は、やっぱりきれいであるべきだよね」と、私たちスタッフの制服も清潔感のある素敵なものを用意してくれているんですよ。制服を見ていただいたときに、「あそこの建物はどこもきれいで気持ちがいい」と思ってもらえるようになりたいですね。

他愛のない会話でも、何気ないひと言がやりがいに

――普段は外での仕事が中心かと思いますが、他の社員とはどのように交流されていますか。

部署内では普段からコミュニケーションを取っていますが、他部署の方も会社にいるときは声をかけてくれるのでありがたいです。「今日は暑いから、倒れないように気をつけて」なんて他愛のない会話でも、何気ないひと言、ふた言があるのがうれしいですね。

――今後チャレンジしたいことや、目標を聞かせていただけますか?

個人としては、もっと清掃に関する専門知識を身に付けていきたいと考えています。例えば、清掃に関する国家資格の取得にもチャレンジしたいですし、実際に資格取得を会社が支援してくれる仕組みもあります。また、現在は自社物件での清掃がメインですが、今後はさらに担当領域を広げていきたいですね。それが地域の方からの知名度を高めていくことにつながると思いますから。

こうして頑張るモチベーションを高く保てるのも、社内のコミュニケーションの良さが土台にあるからでしょうね。当社は社長を中心に、すごく親身になって話を聞いてくださる方が多いんです。人のつながりを大事にする文化が土台にあるので、きっと多くの方に働きやすいと感じてもらえると思いますよ。



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