ありがとうの輪を未来へ。リンクスグループ

LINKS
Recruit

Magazine about inside of “LINKS”

ジェンダーバランスを実現するための、リンクスグループの「働きかた」

建物や街づくりで人々の日常を豊かにするリンクスグループ。そこで働く社員たちも、日々の豊かさを実現すべく様々なやりがいを手にしながら仕事をしています。今回、3名の女性社員による座談会を企画。リンクスならではの「働きかた」について語ってもらいました。

女性も役員の職に就いて頑張ることができると分かったのは新鮮だった

――町田さんは専務取締役として社内をマネジメントする立場ですが、キャリアをつくる上で女性としての難しさを感じた面などありましたか?

町田 私は2010年にリンクスエステートに入社して、最初に副部長の役職を与えてもらったのですが、自分の中ですごく戸惑いがありました。女性だからという面よりも、自分に部下をマネジメントしていける自信がまったくありませんでした。ただ、周囲から頼られていくうちに次第に自覚が出てきましたし、社長をはじめとした上司の指導のおかげで、今の専務取締役の立場に至るまでなんとか務めてこられたように思います。女性社員も増えていく時期にありましたから、みんなで力を合わせて頑張れ!という意味合いで役職も任せてもらったのかな…という感じでしたね。

今出 町田専務の存在は女性社員にとってすごく大きくて、常に社内の雰囲気作りを大事にしてくださっているんです。私たちが何でも言いやすいように気遣ってくれて、おかげで自分の意見を上司に伝えやすいですし、相談のしやすさにもつながっています。今まで私が働いた会社には女性の取締役はいなかったので、女性も役員の職に就いて頑張ることができる会社だと分かったのは新鮮でした。

田所 私も上司の人たちが壁を作らず接してくれていると感じることが多いですね。入社したての頃、朝早く来て社員の皆さんの机を拭いていたのですが、社長が「自分の机は自分で拭くようにしよう」「女性がやらなきゃいけないなんてことはない」とほかの皆さんに言ってくださったのです。コロナ禍のときの朝の窓開けも最初は女性が始めたのですが、男性社員の皆さんが進んでやってくれるようになって、そんな気遣いがありがたいなって思いますね。

会社自体が優しく、社員を家族のように思っているのがリンクスの良さ

――そうした雰囲気づくりはどこから生まれているのでしょうか?

町田 やっぱり会社自体がすごく優しくて、会長や社長が社員のことを親身に思ってくださっているのが大きいと思います。現在はグループとして社員数も増えましたが、少ない頃と変わらず家族のように社員を見てくださっているので、それが雰囲気の良さにつながっているんでしょうね。

今出 確かに、会長や社長と社員の距離がとても近いと感じます。たとえば「フルーツ便」といって、社員の家族…夫や両親の何かの記念日に、会社からフルーツなどのお祝いの品を届けてくれる制度があるんです。社長の名前で家族に対してサプライズプレゼントをしてくださるのですが、働いてる私だけじゃなくて、その家族のことも考えてくれているのはとてもうれしいですね。

田所 私はSDGsをテーマにした社内新聞の制作を担当しているのですが、「社長の働きがい」を記事にするコーナーがあって、社長に“取材”したことがありました。すると「お客様と従業員の喜ぶ顔を見るのが自分の働きがいです」と答えてくださって、何だか胸が熱くなってしまって…。たぶんそう答えるだろうなって思ったらやっぱりその通りだったので、自分の中で腑に落ちて、感激してしまいました。

男性上司が育休を初めて取得…率先して行動に移すのは素晴らしい

――働く上でのワークライフバランスを考える上で、皆さんが最も重視されていたのはどのような点ですか?

今出 私は小さな子どもがいる中での転職だったので、子育てと仕事の両立が最優先でした。そのためにも通勤時間をなるべく少なくしたいと思っていて、家からの距離に重きを置いて会社を探しました。今は自転車で10分弱での通勤なのでとても恵まれています。

田所 私も子どもが小学校に上がったばかりのタイミングでの入社でしたから、仕事と家庭の両立の面で、残業があると厳しいな…と思っていたんです。その点当社では、5時半の終業時間になると、「田所さん、帰りなさいね」って上司が先に言ってくれてすごく助かりました。仕事を終業間際に頼まれても、「これは明日で良いから」と言い添えてくれるなど、家庭との両立ができるよう気を遣ってもらっているのがありがたいです。

――休暇についてはいかがですか? 子育てをしているとお子さんが急に体調を崩すときもあると思いますが。

今出 子どもが熱を出したときなどの突発的な場合もそうですし、有給休暇自体すごく取りやすい環境があります。最近クラウド型の勤怠管理システムが導入になり、有休の取得も紙による申請ではなく、スマホから手軽にできるので便利です。また毎月総務部から有休の取得状況を知らせるメールがきて、取得を促してくれるので休みやすいですね。

町田 育休については、先日社内で初めて男性社員が取得しました。今出さんの上司にあたる部長職の社員で、1ヶ月弱のあいだ会社を休んだんです。「若い男性社員も多く入社しているし、今ここで自分が取らないとみんな取れないから頑張るよ」と言って取得しました。

今出 男性の、しかも役職ある上司の方が育休を取ったのは私の中ですごく衝撃で、感動する出来事でしたね。世の中の流れを率先して社内に導入していく姿勢もそうですし、会社側もそれを認めてくれたというのは私たち女性社員にとってもうれしいことでした。

田所 同感です。私自身も、仕事をしつつも子育ての手を抜きたくないというタイプで、家庭のことも何とか精一杯やりたいと思ってしまうんです。子どものご飯はちゃんと作ってあげたいので、夏休みの間も朝は4時に起きて3食作って冷蔵庫に入れて出かけるとか。塾の送り迎えもそうですし、残業がないことや時間給の制度、加えて有休のとりやすさは本当にありがたいです。

今出 朝4時起きはすごい! 私はそこまで全然できていなくて、働いているのは自分のため…みたいな部分はやっぱりあるかな。家のことを考えつつも、会社では家庭以外の社会とのつながりを感じながら心のバランスを取っている面もあります。家庭に帰ると切り替えて子どもや夫のことを…という感じで、お互いを引きずらないように考えていますね。

女性社員がやりがいを感じ、キャリア形成を実現できる組織づくりを進めたい

――たとえば毎日会社にいる中で、幸せだなって感じるのはどんなときですか?

今出 みんなとの普段の雑談の中で、笑いが生まれて楽しい雰囲気で過ごせるときですね。家族の話や、休日は何をした?とか、子どもの学校はどう? などざっくばらんにいろんな話をしています。休憩時間やお昼ご飯を食べながら話すことが多いですが、今のオフィスはソファーがしつらえてあるなど、社員同士がコミュニケーションを取りやすい空間になっているんです。誰かがちょっとしたお菓子やお土産などを買ってきてくれることも多くて、甘いものを食べながら話に花が咲いて、「よし、午後も頑張ろう!」みたいな(笑)

田所 仕事終わりの夕方、社員皆さんのごみ箱を回収するのですが、そのときにちょっとした会話が生まれて和んでいますね。ごみがスイーツばかりだと、「あれ? 今日食べ過ぎじゃないですか?」とか。そんな他愛もない会話がうれしかったりします。

――これから、さらなる働きやすさを実現するために必要なことはありますか?

今出 私は働きやすさの面では十分に満足しているので…。あ、ひとつ最近感激したのは、これまで女性社員は「制服」だったのが、オフィスカジュアルに変更になったことです。私は自転車通勤なので、着替えずにそのまますぐデスクに座れるのがとてもうれしい(笑)。そんなふうに、働きやすさの実現に向けて社員の声にしっかりと耳を傾けてくれることに感謝しています。

田所 会社の中では仕事以外の部分など、やっぱり女性のほうが向いている役割もあると思うんですね。そうした役割分担は、社内のコミュニケーションが円滑になればなるほどスムーズに進んでいくと思います。そうした環境づくりも女性のほうから積極的に担っていけるよう力になれたらいいな、と思います。

町田 今は女性に限らず男性社員も、社員一人ひとりの個性や資質に頼ってしまっている面があると思うんです。社員ひとりの力に甘えるのではなく、もっともっと会社としての制度や仕組みづくりを進めていく必要があると思っています。同時に、たとえば女性社員も会社の経営や売上に貢献しているというやりがいをいっそう持ってほしいし、各々のキャリア形成につなげていけるような組織づくりをこれから進めていきたいと考えています。



Latest Posts


ありがとうの輪を未来へ。リンクスグループ

Join us!

ここなら「やりたい」が
「できる」になる

あなたの「やってみたい」という情熱を
求めています。
さあ、私たちと一緒に
チャレンジしましょう。
ここなら、道は開ける。

応募エントリー