ありがとうの輪を未来へ。リンクスグループ

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社内研修によってコミュニケーションによって変わりゆく、リンクスグループの今後、そして未来

2015年から実施し始めた社内研修。2ヶ月に1回、外部講師の株式会社帝国データバンクアクシス契約コンサルタントの三井様に研修していただいています。リンクスグループの次世代を担う4名の社員とリンクスグループのこれまでの変遷を知る三井様に研修を経ての変化とこれからのリンクスグループについて語ってもらいました。

【プロフィール】
株式会社帝国データバンクアクシス 契約コンサルタント
三井 裕 様
(株式会社オーシャンズ 代表取締役)

株式会社リンクス・ビルド 総務・経理部 部長
掛川 正久

株式会社リンクス・エステート ビルマネジメント部 部長
畑中 和也

株式会社リンクス・ビルド 設計部 部長
金森 主計

株式会社リンクス・エステート プロパティマネジメント部 部長
片岡 ゆかり

コミュニケーションが深まることで、企業としての飛躍を確信できた

――2015年に初めてリーダーシップ研修を実施した当時、どのような課題感を感じられていましたか?

三井講師 ひとつは会社を引っ張っていってくれる幹部の育成、そして社内のコミュニケーションをいっそう円滑にすることが主なテーマでした。私自身、自社設計で建物を建て、それを管理する会社が同じグループ内にあることに価値を感じていましたから、違った役割を持つ中で、社員のコミュニケーションが深まることによってさらに素晴らしい企業へと飛躍できると思いました。

掛川 確かに建設業界ならではの、個性の強い人がそろっている会社だな…という印象で、だからこそコミュニケーション力が会社全体で高まれば、すごく良い会社になるんじゃないかという予感はありましたね。

畑中 グループ内の会社それぞれが専門性も強いだけに、当初はどうしてもバラバラ感が否めなかったというか。みんなこだわりやプライドをもって仕事をしている反面、同じベクトルを向いているかというと難しかった。そこをどう変えていくかを研修で学ばせてもらったように思います。

社員各々の共通理解が深まり、ベクトルが定まって一体感が生まれた

――取り組まれた研修で印象に残った点はありますか?

金森 たくさんありますが、ひとつはFace to Faceを大事にしていると感じた点、そして毎回の課題を必ずグループ内でシェアするのは印象的でした。その積み重ねによって、より相手のことや自分のことを見つめ直し考える機会になりました。

片岡 同感ですね。コミュニケーションや感情のコントロールなど、人とのコミュニケーションにおいて必要なことが言語化されました。世代の違いによりいろんなギャップがある社員が集まるなかで、価値観の違う相手の考え方を尊重しつつ、それをどうすれば活かしていけるのか考える機会となりました。

――研修を提供してきた立場として、社内のどんな部分が最も変わったと感じますか。

三井講師 全てのことについての当事者意識がより高まった点に素晴らしさを感じます。今、この4人の皆さんが2ヶ月に一度、自ら社内トレーナーとなって研修を実践してくださっているんです。そして若い社員にもどんどん責任を持たせて、それを皆さんがフォローしていく態勢が出来上がっている。あらゆることに能動的に動いていく組織になってこられたと感じますね。

金森 社内での会話にしても、若い社員を含めた共通言語ができあがってきたのかな、という気がします。ひとつの言葉の意味合いについて、社内で共有すべき事柄までをみんなが理解できる。たとえば「ダメだよ」と相手に言うときに、なぜダメなのかの理由が自然と腑に落ちるといった具合にです。言葉が少なくても、相手に真意が伝わるという感覚になってきているから、職場の風通しはとても良いものになっていますね。

片岡 研修の中で繰り返し言われる言葉がいくつかあって、社員全員の共通理解としてインプットされていく。それが一体感を生んでいると感じます。リンクスルール? リンクスワードかな(笑)

三井講師 そうした共通理解が浸透しているのはとてもうれしいですね。当然ながら、価値観は本来それぞれバラバラなもの。けれど共通言語化することによって、解釈の仕方がどんどん近くなっていくんです。その結果、仕事に対する価値観やベクトルが同じ方向に向いていく。まさにリンクスグループは「つなげる」ですから、そうやって人と人がつながることを大事にしていると感じます。

「ちょっと集まって話そうか」という風通しの良さがリンクスのスタイル

――きっと社員の皆さんも、働きやすさややりがいを感じやすくなったと思うのですが、各部署でそれが見えることはありますか?

掛川 最近女性の社員ふたりが入社してくれましたが、「今までの職場に比べたらすごく雰囲気が良くて、素敵な会社に入ったと思います」と言ってくれて何よりの励みになりました。社員同士の人間関係やコミュニケーションが深まっていることを実感しています。

片岡 私たちもそうですね。先日の繁忙期に派遣社員の方に来てもらったのですが、ちょっとしたトラブルがあったときにも、みんなで話し合って解決していることに驚かれていました。

畑中 確かに、日頃からいろんな人と打ち合わせをする機会が増えたな…と思います。オフィス内も顔を合わせやすいレイアウトに工夫されているので、「ちょっと集まって話そうか」と気軽に声をかけて話せる空間がたくさんあるんですよね。風通しの良い空間になっているのは本当に感じます。

金森 設計の立場から言うと、そうしたコミュニケーションが仕事のクオリティに影響を与えている部分もあると思いますね。たとえば自分のデザインに固執しがちなときも、社員との関わりの中で「じゃあ、ちょっと真逆の色を使ってみようかな」と新しい発想が持てたりする。アイデアの引き出しが増えるなど、自分の世界に閉じこもらないオープンなマインドが仕事の質を高めてくれています。

社員みんなが幸せになるような、働きやすい環境を整えることに注力したい

――では、リンクスグループを今後どのようにしていきたいか。それぞれの想いを聞かせていただけますか。

掛川 総務経理の役割としては、役員や管理職と若手社員の橋渡し的な存在感を高めたいと思っています。そして社員の皆さんが問題をひとりで抱え込まないような組織づくりに力を尽くしていきたいですね。

金森 営業がお客さんから聞いてきた要望を設計部がしっかりと受け止め、具現化して工事へと流していくことを大事にしていきます。社内のコミュニケーションを円滑にしていくことで、お客様に喜んでもらえる多彩なデザインを提供していきたいと考えています。

畑中 私たちは不動産というお客様の大切な財産を預かるわけですから、責任もおのずと大きなものがあります。その結果が会社として安定的に収益を上げていくことにつながりますし、社員みんなが幸せになるような働きやすい環境を整える点でも、われわれマネージャー職がしっかりと仕事をしていかなくてはならないですね。

片岡 私たちの部署はスタッフが全員女性ですから、女性が活躍できる場として仕事の幅をどんどん広げていきたいと考えています。その結果グループ全体の中での存在感を増していければいいですし、みんなの力があれば必ずできると思いますから。

地域を幸せにしていくことで、「100年続く企業」への歩みを確かなものに

――最後に不動産・建設業界において、どのようなインパクトを与えていける会社にしていきたいと考えていますか?

片岡 不動産会社って、世間からの見られ方はまだまだ誤解されている部分があると思うんです。その点私たちの会社は、宝塚ではないですが「清く正しく美しく」がモットー(笑)。身だしなみや言葉遣いも重視していますから、そうした基本的なところからお客様に見ていただけるよう取り組んでいきたいです。

畑中 おかげさまでお客様からの認知度もずいぶん上がり、オーナー様からの信頼や、地元のパートナー企業からも「リンクスさんなら…」という声をお聞きします。社員の評判が会社の信頼感にもつながりますから、これからも私たちが頑張らないといけないですね。

掛川 その意味でも、普段の電話対応や来客対応の一つひとつに元気がなかったり、笑顔が足りなかったりすると印象の度合いも変わってきますから、まずはそこから大事にしていきます。明るく働きがいのある会社を目指せば、おのずと業界にもインパクトを与えてけるのかなと思います。

金森 私は、人に誇れる会社にしたいという想いがあります。家族に誇れる、自分の子どもに誇れる会社にしたい。まずは地元の船橋からそれを広げていきながら、社員みんなでそんな会社づくりをしていきたいですね。

――最後に三井様からリンクスグループへのメッセージをお願いできますか。

三井講師 私は長くリンクスグループの社員の皆さんと関わりを持たせてもらって、本当に幸せに仕事をされているのと同時に、地域のあらゆる方々を幸せにできる力がある会社だと感じてきました。本日お集まりの4人の“侍”の皆さんがそれぞれの立場で力を発揮されることで、グループの目指す「100年続く企業」へいっそう近づいていくと確信しています。



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